九星気学の陰遁始め・陽遁始めってご存知ですか？年に1回ずつ起こる特別な日なんですよ。♡暦の九星気学編①

ケイト

ご興味のある方、いらっしゃいませ。

【ここからは興味のある方へ：九星の閏をもっと詳しくしりたい】
1. ①九星の陰遁・陽遁にも「閏(うるう)」があります。
2. 九星の閏年一覧
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【ここからは興味のある方へ：九星の閏をもっと詳しくしりたい】

①九星の陰遁・陽遁にも「閏(うるう)」があります。

ちなみに、
「陰遁」180日「陽遁」180日とあるわけですが、
1年365日あるのでどうしてもずれが出てきます。

というわけで、
この九星にも「閏(うるう)」があるんです。

11年～12年に一度、
陽遁・陰遁の期間を30日ずつ延長して(陽遁・陰遁をそれぞれ210日ずつ)、
ずれを調整するんだそうです。

この延長された期間(60日)を「九星の閏(うるう)」といいます。

でも、九星の閏の決め方は流派による違いがあり統一されていない…だそうです。

でも大体の場合

①陽遁・陰遁の切替日が240日になる場合、後の60日を九星の閏とする。

その場合、
冬至または夏至が甲午の場合は後の甲子日を切替日とする。
冬至または夏至が癸巳の場合は、前の甲子日を切替日とする流派と、
後の甲子日を切替日とする流派がある。

②冬至または夏至の前後1日以内に甲午がある場合に九星の閏を置く。

ただしこの場合はこの条件だけだとうまく決まらない所ができてしまうので、調整が別途必要となる。(調整もよくわかりません)

とにかく、九星の閏を置く場合は、次のように陽遁・陰遁が切り替わります。

A.冬至前後に九星の閏を置く場合、
その期間中の甲午を七赤として陽遁を始める（七赤が2日続く）。

B.夏至前後に九星の閏を置く場合、
その期間中の甲午を三碧として陰遁を始める（三碧が2日続く）。

ややこしいですので、実際の「九星の閏」のあった年一覧を出します。

たまたま2019年冬(流派によっては2020年夏)が「九星の閏」です。

お手持ちの暦をぜひ確認なさって下さい。

「なるほど～」って感じですよ。

ちなみに私の持っている高島易断の暦では、

2020年6月19日(金)癸巳は三碧で陽遁終わり
2020年6月20日(土)甲午も三碧で陰遁始まり

のBタイプとなってました。

詳しい説明は、

2020年は12年ぶりの九星の閏(うるう)年。陰遁始め・陽遁始めがいつもと違います♡暦の九星気学編②

2020年は12年ぶりの九星のうるう年。「陰遁始め」や「陽遁始め」の決め方が変わる年なんですよ。「日の吉方位」を占うのにとても大切な「日盤」の動き方を表す「隠遁・陽遁」の仕組みと2020年度の「陰遁始め」や「陽遁始め」の日をお教えします。

九星の閏年一覧

①番の場合を基準に流派によっては()内になるでしょう、ということらしいです。
高島易断は()の方？

1882年冬
1894年夏
1905年冬
1916年冬（1917年夏）
1928年夏（1928年冬）
1939年冬（1940年夏）
1951年夏（1951年冬）
1962年冬
1974年夏
1985年冬
1997年夏
2008年冬
2019年冬（2020年夏）
2031年冬
2042年冬（2043年夏）
2054年夏（2054年冬）
2065年冬
2077年夏
2088年冬
2100年夏

いかがでしたか？
ふーーーん、って感じですね。

でも、私にとっては大問題でした。

以前アメブロで毎日「今日の吉方位」を作るために
「吉方位」を計算させるプログラムを作ったんです。

ところが、最初はこの
「陰遁」・「陽遁」を忘れていたために
計算が合わず泣き、

次に「うるう」を忘れていたために泣き、
とかなり泣かされました。

「このくらいラクショ～」と見切り発車せず、
「前提条件」をきっちり確認してから
プログラムは作らないとダメね～、と
しみじみ思った次第です。

小学生でもプログラミングの授業をするとか…

本当にプログラムは作った通りにしか動きません。

うまく動かないのはみんな自分のせいなんです。

それはさておき、
まだまだ身近にあって知らないことがいっぱいの「日本の暦」。

これからも、いろいろな暦の話題をお伝えしていきますよ。

お楽しみに。